Amazonの電子書籍Kindleには、月額980円でいろんなジャンルの本が読み放題のサブスクKindle Unlimitedというサービスがあります。
1冊500円ほどのKindle本を2冊以上読めば、あっという間にサブスク代の元が取れ、1000円を超える本なら1冊読むだけでお得という、読者にやさしいサービス。
では、どんな点がKindle著者にとってもKindle Unlimitedがwinなのかを見ていきましょう。
Kindle出版前の参考にしてください。
Kindle著者にとってのKindle Unlimited〜KDPセレクトのメリット
Kindle著者がKindleUnlimited の本に登録してもらうためには、KDPセレクトに登録する必要があります。
KDPセレクトとは
KDPとはKindle Direct Publishingの略で、KDPセレクトに登録することは簡単にいうと、Amazonとの独占販売契約を結ぶようなものです。
一旦KDPセレクトに登録すると、その契約は3ヶ月ごとに自動で更新されます。
また、契約を解除した場合であっても再登録することが可能です。
最新の状況や詳細は、公式のKidnle ダイレクト・パブリッシング利用規約でご確認ください。
<公式>KDPセレクトの登録方法
<公式>KDPセレクトの取り消し方法
メリット1:KDPセレクトに登録すると印税率が高い
KDPセレクトに登録して価格設定を250円から1250円に設定すると70%の印税を受け取ることができます。
これは出版社を通して出版する紙の本と比べて、はるかに高い印税率です。
ちなみに紙の本の場合、印税率は5-9%。著名人でも10%強といわれています。
メリット2:KDPセレクトとして無料キャンペーンが可能
次の契約更新までの間の90日間で、最長5日間の無料キャンペーンが実施可能です。
この無料キャンペーンは、より多くの方に知っていただくチャンスになります。
また、この無料期間中にKindle本を読んでいただいたら、読んでいただいた分だけ1ページあたり0.5円の収入となります。
メリット3:海外のAmazonでも販売可能
アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、ブラジル、メキシコ、カナダ、インド、オーストラリアのKindle Unlimited に登録する選択ができます。
ということは、
・海外在住の日本人が現地のAmazonでお買い物ついでに日本語の本に出会うチャンスとなる
・日本語を勉強中の外国人に読んでもらえるチャンスとなる
・英語で執筆したら世界にマーケットが広がるチャンスとなる
などなど、可能性が広がります。
まずはKindle Unlimited の読者になってみよう
200万冊以上の本が読み放題のKindle Unlimited。
最初の30日間は無料で読めて、いつでもキャンセル可能という消費者フレンドリーなサービスです。
ステップ1:Kindle Unlimitedに無料登録する
(登録後30日を過ぎると月額980円の料金が発生します。)
ステップ2:スマホにKindleアプリを入れる
Kindle本をスマホで読むために、Kindleのアプリを入れます。
ステップ3:Kindle Unlimited の中から本を選ぶ
あなたが出版したい本と似ている本や、売れている本をぜひ一度読んでみてください。