セルフブランディングがうまくいくかどうかは、顧客とのコミュニケーションにかかっています。
あなたの価値観を顧客と共有し、共感されることが大切です。
これを実現する一つの方法が、ブランドストーリーです。
ストーリーテリングのタイプは他にもありますが、ブランドストーリーは必ず持つべき、重要なストーリーです。
ブランドストーリーとは?
ブランドストーリーとは、今のあなたがどうして在るのかを示すストーリーです。
例えば、今の商品やサービスが出来上がるまでの出来事を語ります。
そうすることで、あなたの価値観と、あなたが直面し克服してきた課題を伝えることができます。
これは、あなたの商品やサービスを印象深くし、人間的な面を見せることになり、ストーリーテリングとして、とても有効です。
コア・バリュー
ブランドストーリーの重要な要素として、コア・バリューがあります。
コア・バリューとは、あなたの商品やサービスが存在する理由です。
あなたが行うことすべての背後にある、深い目的を語ることになります。
「なぜ、私はこれをやっているのか」
と自分自身に聴いてみてください。
ブレインストーミングすることになります。
あなたのブランド・ストーリーに不可欠なものが明らかになります。
直面した葛藤
どんな立派なストーリーにも葛藤があり、どんなに素晴らしいブランドにも乗り越えなければならない課題があります。
あなたがその問題とどう向き合い、その解決策を見出したかというストーリーに、顧客はひきこまれます。
このようにして、主人公が平和な状態から目の前に現れた大きな壁にはばまれ、その後、問題が解決されて、再び平和に戻るという古典的なストーリーの展開が生まれます。
数字を使って具体的に示す
優れたブランドストーリーは、鮮明にイメージできます。
漠然としたふわふわした言葉の羅列ではありません。
あなたがどのようにブランドを成長させ、問題を克服したか、顧客に正確に伝えていきます。
関連する事実や数字があれば、具体的に表示しましょう。
また、あなたが開発した商品やサービスの具体的な名前を挙げることもできます。
くれぐれも、売り込みに聞こえることのないように。
真実であることとあなたらしさ
ブランドストーリーは、真実であってこそ効果を発揮します。
文章であなたらしさを表現することを恐れないでください。
顧客との真のつながりを築くことが重要です。
自分の弱点や失敗を恥ずかしがらずに、さらけ出すようにしましょう。
あなたの専門知識
ブランドストーリーは、あなたの専門性をアピールする絶好のチャンスです。
あなたは何が優れているでしょうか?
ストーリーを通じて、あなたの自然な強みをポジティブにアピールすることで、顧客との関係を構築することができます。
そのストーリーは効果的か?
あなたのストーリーがうまくいくかどうかは、どのように判断すればよいのでしょうか?
ストーリーテリングをうまく使えるようになるには、試行錯誤が大切です。
今すぐブレインストーミングをして、ストーリーを書き始めましょう。
そうすれば、何が効果的で、何が効果的でないかがすぐに分かるようになります。
そしてやがて、あなたはストーリーテリングを上手に使いこなせるようになります。