きっと多くの人にとって、初めてKindle電子書籍を書くときが一番大変です。
予想外の問題がいろいろ出てきて、時間的にも予算的にもオーバーしてしまう可能性があるからです。
しかし、初めてKindle本を出版することで、体験から学ぶことは多く、次の本、そのまた次の本と出版する時に、その経験値が大いに役立ちます。
より多くの人にKindle本を読んでもらいという方だけ、この先を読み進めてください。
では、最初のKindle本を書くときに気をつけたい、避けるべき3つの間違いを紹介します。
【Kindle初出版の間違いその1】書きたい本を書く
あなたには、自分が書きたいテーマがあり、読者が喜んで読んでくれると思うかもしれません。
しかし、本を書いても誰も買ってくれなかったらどうしますか?
直感だけでなく、客観的なデータも大切です。
トピックを考える段階でリサーチを行って、その結果を判断材料にすることができます。
あなたのKindle本の潜在読者のいる場所を定めて、彼女たちが何を必要としているかを調べます。
そして、すでに出版されている他の本を調べて、売れ行きをチェックしてみましょう。
また、様々なテーマでアンケートを行って、潜在読者が高いお金を払ってでも買いたいものは何かを確認することもできます。
【Kindle初出版の間違いその2】 計画なしに書く
本を書く上で最も重要なステップの1つは、アウトラインを作成することです。
アウトラインを作成することで、考えが整理され、首尾一貫した、読者に役立つ本を作ることができます。
だらだらとした文章や脱線した文章では、読者がついてこれません。
本には明確なテーマが必要であり、各章は論理的な順序で進む必要があります。
アウトラインを作成することで、構成を考えることができます。
それは、執筆の過程でも役立ちます。
アウトラインが明確であれば、執筆中に何を書こうかと悩むことがなくなります。
あとは、アウトラインを見ながら肉付けしていくだけ、と捉えてみてください。
そうすることで、執筆のプロセスがとてもスムーズになり、筆が止まることもなくなります。
もちろん、途中からいつでも変更することもできます。
Kindleのライティングの時にオススメのアウトライナーはTransnoだよ
【Kindle初出版の間違いその3】 執筆時間を決めない
これから良い本を書こう!
と、今はどれだけ興奮していても、日常には邪魔が入ってくるものです。
本を書くには多少の時間がかかりますし、あなたにはきっと他にもやるべきことがあります。
普段の生活やビジネスの運営をおろそかにするわけにはいきません。
忙しくなると、どうしても執筆の時間が後回しになる可能性が高くなります。
執筆の時間を予定に入れ、他のすべての仕事と同じように重要視する必要があります。
コンサルタント、コーチであれば、本を書くことを「仕事」として、自分をクライアントと見立ててみてください。
通常の仕事と同じように締め切りを設定し、それに従って時間を管理します。
最初のKindle本を出版したら、何がうまくいき、何がうまくいかなかったかを振り返りましょう。
問題点を記録しておくと、次のKindle本を書くときにとても参考になります。
悲しすぎる…