ChatGPTでDALL·E 3が使えるようになった当初、初めてAIを使って絵本を出版しました。
それまでイラストなんて絶対に描けない、むしろキライだったのに、AIを使えば絵本を作れるとわかった途端、絵本を出版しちゃったのです。
もし絵が得意だったら、本当はこんなに絵本を出したかったのかと、自分のとった行動に一番驚いているのは私自身です。
そんな経緯があり、AI絵本の出版サポートを行うようになりました。
↓
「もっと絵が上手かったら・・・」
「もっと文章が書けたら・・・」
というような心配はする必要なくなっています。
また、これまでに文章がメインの大人向けのKindle本を複数冊出版してきたのですが、意外なことに絵本の方が反響が大きいという事実。
やはり、視覚的なインパクトが強く、読み手に伝わりやすい、というのが一つの理由かもしれません。
このような経験から、「AIを活用すれば、誰でも手軽にスゴい絵本を制作できる」と確信しました。
ただし、AIツールの進化のスピードは速すぎるほどであり、本記事では、初心者から上級者まで、AIを活用した絵本制作に役立つおすすめツールを厳選して紹介しますが、参考までにしていただき、アイデアのアウトプットを楽しみましょう!
【初心者向け】手軽に絵本を作成できるAIツール(無料&有料)
初心者の方におすすめのツールは、簡単な操作で高品質なイラストを生成できるAIツールです。特に、以下のツールを活用すると、絵本制作がスムーズになります。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
---|---|---|
Midjourney | 高品質なイラストを自動生成 | 月額$10〜(有料) |
Canva AI | デザインツールとしても優秀 | 無料プランあり |
Craiyon | 完全無料、ブラウザで利用可能 | 無料 |
Chat GPT Plus Bing Image Creator | 画像生成機能 DALL-E 3 | Chat GPT Plus (月額$20) :無制限に利用可能 ChatGPT無料ユーザー:1日2回まで Bing Image Creatorの無料ユーザー:1日あたりの利用回数や速度に制限あり |
*特徴や価格は変更されることがあります。最新情報は各サイトでご確認ください。
おすすめのプロンプト(Midjourney)
- 「ファンタジー風の絵本イラスト、柔らかい光、手描き風」
- 「かわいい動物キャラクター、水彩画スタイル」
【中級者向け】AIを活用したカスタマイズ可能な絵本制
中級者向けには、より自由度が高く、カスタマイズ性のあるAIツールを紹介します。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
Stable Diffusion | オープンソースでカスタマイズ可能 | 無料 |
Midjourney(再掲) | 複雑な指示にも対応可能 | 月額$10〜 |
Chat GPT Plus Bing Image Creator (再掲) | 画像生成機能 DALL-E 3 | Chat GPT Plus (月額$20) :無制限に利用可能 ChatGPT無料ユーザー:1日2回まで Bing Image Creatorの無料ユーザー:1日あたりの利用回数や速度に制限あり |
*特徴や価格は変更されることがあります。最新情報は各サイトでご確認ください。
エラー対策(Stable Diffusion)
- LoRAを導入すると、絵本向けのスタイルを学習させやすい
- プロンプトに「soft colors, warm lighting」を加えると、やさしい印象に
【上級者向け】カスタマイズ性と独自性を極めるAIツール
上級者向けには、より高度なカスタマイズが可能なツールを紹介します。
ツール名 | 特徴 | 料金 |
Stable Diffusion(再掲) | 独自のモデルをトレーニング可能 | 無料 |
Chat GPT Plus Bing Image Creator (再掲) | 画像生成機能 DALL-E 3 | Chat GPT Plus (月額$20) :無制限に利用可能 ChatGPT無料ユーザー:1日2回まで Bing Image Creatorの無料ユーザー:1日あたりの利用回数や速度に制限あり |
Adobe Firefly | Photoshopとの連携が強み | 有料プランあり |
*特徴や価格は変更されることがあります。最新情報は各サイトでご確認ください。
上級者向けプロンプト例(Stable Diffusion)
- 「幻想的な背景、詳細な描写、光の反射」
- 「3Dレンダリング風、シネマティックな色合い」
AIを活用した絵本制作のワークフロー【ステップ別解説】
1. ストーリー作成(ChatGPT)
- プロンプト「動物の友情をテーマにした絵本を作成して」
2. イラスト生成(Midjourney or Stable Diffusion)
- プロンプト「魔法の森に住む小さな妖精、水彩画スタイル」
3. レイアウト作成(Canva or Adobe Firefly)
- 見開き2ページの構成にする
4. Kindle出版(KDP)
- KDP(Kindle Direct Publishing)を利用して、電子書籍化
【Q&A】AI絵本制作でよくある質問
Q1. AIで作ったイラストの著作権は大丈夫?
A. Midjourneyは商用利用OK、Stable Diffusionはオープンソースのモデルを利用することが前提です。
最新情報は各サイトをご確認ください。
Q2. Kindle出版でAIイラストを使う際の注意点は?
A. オリジナル性を高めるため、テキストやレイアウトで工夫しましょう。
Q3. AIで絵本のイラストを作るには、どんなプロンプトを使うと良いですか?
A. プロンプトの作り方が絵本の仕上がりを大きく左右します。
具体的には、キャラクターの特徴、色合い、画風を細かく指定すると、より意図したイラストが生成されやすくなります。
例えば、「優しい水彩画スタイルの動物キャラクター」や「ファンタジー風の魔法の森の背景」といった詳細な指示を加えると良いでしょう。
Q4. このブログ記事内でのおすすめのツールで、初心者、中級者、上級者で再掲のものがありますが、なぜですか?
A. AIツールは用途やスキルレベルによって使い方が異なるため、同じツールでも初心者・中級者・上級者向けに異なる使い方を紹介しています。
例えば、Midjourneyは初心者でも簡単に高品質なイラストを作れますが、中級者以上になるとプロンプトを工夫したり、アートスタイルを統一したりすることで、より高度な表現が可能になります。
同様に、Stable Diffusionも初心者はWebUIで簡単に使えますが、上級者はLoRAやカスタムモデルを活用して独自のイラストを生成できます。
AI時代の絵本制作を始めよう!
AIを活用すれば、初心者でもスゴい絵本を作成できます。
- 初心者 → Canva AI、Craiyon
- 中級者 → Midjourney、Stable Diffusion、ChatGPT Plus、Bing Image Creator
- 上級者 → Stable Diffusion(LoRA活用)、ChatGPT Plus、Bing Image Creator、Adobe Firefly
ぜひ、あなたのアイデアをAIで形にして、Kindle出版にチャレンジしてみてください。