なるべく気の散るものを遠ざけて、クッキング中の瞬間瞬間に展開される体験に意識を集中させます。
マインドフルな材料の選び方
ここで紹介する材料と分量は一例です。
あなたにちょうどいい味を探すようにしてください。
【材料】
・バジル2カップ
(パセリでも可)
・クルミ1/3カップ
(松の実でも可)
・パルメザンチーズ47g
・オリーブオイル1/2カップ
・ニンニク お好みで
・塩、こしょう お好みで
・ズッキーニ1本
マインドフルなクッキング
クッキングの最中の五感や感情、思考に意識を向けていきます。
例えば以下のようなことに気づくかもしれません。
①視覚
食材を見た感じ、キッチンで視界に入っているもの
②臭覚
食材をカットする前の香り、カットした時の香り、混ぜた時の香り
③触覚
食材を触ったときの手の感覚、体が動いている時の感覚
④聴覚
混ぜる音や注ぐ時の音、容器を置いた時の音
⑤味覚
途中で味見をするときの味
⑥心の様子と思考
クッキング中の感情や浮かんできた思考
マインドフルな食べ方(マインドフルイーティング)
五感をフルに使って食事を味わいます。
①視覚
この地球上で生まれて初めて見たもののように、ズッキーニパスタをよく観察します。
②臭覚
どんな香りがしてくるか、匂いの感覚に気づきます。
③触覚
フォークを通してズッキーニパスタに触れる感触、口に触れる時の感触、噛む時の感触に意識を向けます。
④聴覚
フォークにズッキーニパスタを絡める時に生じる音、歯で噛んだときに口の中から聞こえる音を観察します。
⑤味覚
口に入れた時、噛んでいる時、飲み込む時、瞬間ごとの味の変化を感じます。
⑥食事中の心の様子と思考
食べている時の心の様子や頭で考えていることに気づきます。
思考や感情のクセを見直したい方へおすすめのマインドフルネス
食べ物の嗜好のように、これまでの環境や生活の中で、私たちは思考や感情のクセをいつの間にか身につけています。
そのクセによって辛い思いをしていたり、悩みをもつことがあります。
食べる瞑想などプラテクティスが中心となる世界標準のマインドフルネス公式プログラム、マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)に興味のある方はこちらをご覧ください。
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